【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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71: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/28(木) 20:36:38.20 ID:EEyFH7CuO
「海外の魔女殲滅までの過程は、これならなんとかなりそうねぇ」
「W−2は神浜の巫だけでチームが固められてるね」
「自分たちが言い出しっぺだから、なるべく自分たちの陣営だけでと思ったんだ。」
 懸念があるとすれば、現地の土地勘かな」
「地の利は常に、その土地と馴染み深い側にある。土地勘は、現地の魔法少女頼みねぇ」
「壮大な計画になるね。七支刀のことは、二人に話してみる」
「マギウスの計画の時より大掛かりかも。今日のこと、どうやってみんなに話そうかな。
 ミラーズの記憶読み取りの件もあるし、W−3は伏せるとして……」

その後、全員がすべての資料に目を通し終え、会合も終盤となる。
解決すべき課題が見えてきたところで、四陣営の代表者による会合は解散。
いろはを除く各陣営の代表者および、代理人は帰路につき、いろはは自室へ戻った。

「やることが山積みだ……」

ベッドに腰掛け、天井を仰ぎながら、いろは溜息とともに呟く。
会合後、報告を受けた灯花とねむは、会合で決定した内容をもとに計画を立て始めていた。
課題解決には、相当の時間を要するだろうと予想。
会合を振り返る中で疑問も生じ、外出していた他の住人が帰ってくるまで、それは続くのだった。


リーダー同士の会合から数日後、織莉子がキリカを伴ってみかづき荘を訪れた。
その日の議題は、行方不明中のアリナ発見方法と、鏡の魔女結果の記憶読み取り対策。
最初の議題に入る前に灯花とねむが宣言した。

「今日の会合だけど、結果次第でW−3……コールドスリープを実行に移すかが決まるよ。
 万が一に備えて準備を進めていたし、要員の選定も済ませてきたよ。だけど、あくまでも
 最後の手段のつもりなの」
「ミラーズの記憶読み取り対策は、僕と灯花で考えてきた。だから、今日はアリナ発見の
 方法だけを議題として、会合を進める。時間いっぱい、よろしくお願いするよ」


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