68: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/28(木) 20:08:12.58 ID:EEyFH7CuO
「アシュリー・テイラー…思い出したよ。彼女は、僕と同じ学校に通ってる転校生だ。
といっても、僕は彼女と殆ど交流がないんだよね。以前、ホラースポットがどうとか
聞かれたことがあって、会話したのはそれくらいだったような……」
「実は、私も名前を知ってるくらいなんだ。だから、どう接したらいいか分からなくて。
もしもの時は、アシュリーさんに会わせてもらうことはできるかな?」
「同じ学校にいるから、多分、話くらいはできると思う。彼女と知り合いの別の
魔法少女がいれば、その人を通して話ができればスムーズかもしれない」
「時期が来たときは、お願いするね」
「う、うん……」
「海外のことを話していたけど、まずは国内が優先ねぇ」
「私も、国内の悪鬼殲滅を優先したほうがいいと思うな。自分たちの国が不安定なまま
海の向こうへ渡っても、心に引っかかったままになっちゃう。海の向こうの巫たちの
足手まといになっちゃったら、国内の魔法少女全員の印象が悪くなる」
「浄化システムは灯花様とねむ様ならきっとできるはず。魔女殲滅は国内を優先する。
海外のことを考えるのは、それからでもいいと思う。アシュリー・テイラーへの相談も
考えておくよ」
「みんな、ありがとう。魔女殲滅についは、こんなところかな」
「あと、未来の脅威がどうとか言ってたよね?何かを協力するって話だけど、
それついても聞かせてもらえるかな」
「そういえば、そんな話もあったわねぇ。その話も聞きましょうか」
「思ったよりも早く、会合が進みましたね。未来の脅威のことですけど……」
いろはは、先日、みかづき荘で行われた会合の議題について話した。
実現性が高いとして、コールドスリープマシン開発が視野に入っていること。
もし、開発が決定した場合、科学技術だけでは足りない要素を補う必要があること。
その要素は魔法少女の能力と多くの魔翌力であることを説明した。
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