【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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57: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 23:16:27.00 ID:1bYMbS4jO
「もうこんな時間ですね。ワタシは大丈夫ですが、いろはさんはどうですか?」
「すみません、少し瞼が重くなってきました……」
「案は多すぎても却ってまとめられませんし、半日では時間が足りない。
 魔法少女の能力に頼る案、頼らない案で分けて、現実的な案を選ぶ。
 選んだ案は、明日の……と言っても、既に日付が変わってますけど。
 起きたら午前中に、やっちゃんにプレビューしましょう」
「分かりました」

二人が話し合った内容からまとめた案のうち、実行するには現実的ではないと
判断した案は除外し、取捨選択後に残った案は三つ。
素案通り魔法少女の能力に頼る案が一つ、頼らない案が二つに分かれた。

「付け焼刃な感も否めませんが、この短時間で二つも代案が残れば御の字でしょう」
「時間がもっとあればよかったんですけど……」
「それを悔やんでも意味はありません。それより明日の交渉、ワタシも同行します」
「え?でも……」
「半日で三つの案は多いですよ。一つの案でさえ時間を要するでしょう。
 皆さんの時間の都合を考えれば夕方六時が限度。日を改めるにしても、
 時間があまり空くと記憶が薄れます。衣美里さんが正午から休憩所を
 開けて下さるということは、時間は最長で六時間。限られた時間内で
 一人で全部を伝えるのは無茶ですよ」
「そう……ですね……」
「いろはさんは主催として、ワタシは副主催として明日に臨みましょう。
 それと、これ以上起きていては明日に差し支えますよ」
「はい……私も、そろそろキツくなってきて……でも、最後に一ついいですか?」
「何でしょう?」
「キュウべぇの撤退宣言を境に、犯罪組織による犯罪が増えてきたことをご存じですか?」
「んー……最近はニュースを見てなかったので、知りませんでしたね……」
「そうでしたか。すみません」
「他に何かありますか?」
「いいえ。本日はこれでお開きにしたいと」
「そうですね。では、また明日」


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