【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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25: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/26(火) 20:03:11.97 ID:vGK5oIj1O
「この分だと、今後は対策が練られるまで、ミラーズの調査はできないね。
 織莉子が探している敵が一番隠れてそうな場所なのに」
「ミラーズへの対処をどうするかは、これから考えることになったわ。
 次回があるけど、その時に話し合うことになってる」
「未来をどうする以前に、現在でやることのほうが多いね。」
「それで今度の会合だけど、キリカも一緒に参加してもらえる?」
「いいけど、ミラーズの調査結果でも話せばいいのかな」
「えぇ。それと、お願いしたいことがあるの」
「何をすればいいんだい?」

織莉子が話したのは、魔法少女の取材記録を残している、佐鳥かごめのことだった。
会合後の取材で自分が語った内容を語ると、興味なさげに返事をしたが、織莉子に
同行することは承知した。

「次の会合まで、私はどうすればいい?」
「栄総合学園の生徒に接触してほしいの。学び舎なら、アリナ・グレイに近しい人物が
 誰かしらいるはず。御園かりんという生徒が最有力候補なんだけど……」
「何か問題でも?」
「噂では行方不明らしいのよ」
「困ったものだね」
「栄総合学園の生徒と接触したら、アリナ・グレイと御園かりんの行方を尋ねてちょうだい。
 少しでもいい、情報が欲しいの。私も私で予知から何か探れないか、確かめてみる」
「分かったよ。だけど、無理はしないでおくれよ」
「無理は程々にしておくわ、キリカ」

その後、二人は遅めの夕飯を共にすると、一日を終えるのだった。


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