【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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226: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/21(水) 23:56:59.05 ID:WCbA+PmGO
いろはは、静香が語った霧峰村の負の歴史を伝えた。
出席者全員が表情を曇らせ、いろはの話を最後まで聞いた後、ももこが意見を述べ、やちよとみふゆ、いろはが続いた。

「魔法少女を弔って浄化システムが広がったならさ、アタシらも慰霊に参加しないか?
 これも何かの縁だと思うし、顔を直接合わせる最後の機会になっちまうかもしれないし……」
「私も、慰霊法要への参加を表明するわ。今日、ここで知り得た情報は、時女一族にも共有しておきたい」
「ワタシも参加を表明します。いろはさん、お手数ですが静香さんへ、明日以降でも構わないので、伝言してもらえますか?」
「分かりました。静香ちゃんと相談して、問題なければ私も参加します。他の皆さんはいかがでしょうか?」

出席者は全員、時女一族さえよければ、慰霊法要への参加を表明した。
そこまで話し終えた時、時間は既に夕方になっており、窓の外には夕焼けの空が見えた。
時間いっぱいとなったこともあり、会合は散会。
明日の予定がある出席者は、一足先に帰路に着き、みかづき荘メンバーの六人とみふゆが残った。

いろははみふゆと、結菜との話し合いのために部屋を移ろうとしたが、その際、やちよに声をかけられて振り向いた。

「二人とも悪いんだけど、私と鶴乃は、みたまのところへ顔を出してくるわ」
「そういえば、みたまさん、全然あってませんでしたね。調整屋は再開してましたっけ?」
「不定期だけど再開しているそうよ。今日は調整屋にいるはずだから、話してくる」
「オレはさなと少し話てーから残るぜ。適当なタイミングで帰るつもりだ」
「分かった。私はみふゆさんと、明後日の件を煮詰めるので、遅くなると思います。
 もしかしたら、今日はここで一晩、泊めてもらおうかと」
「私は大丈夫ですよ。ねむさんも、みかづき荘の皆さんや、魔法少女の知り合いなら、
 ここに招いてもいいと言われているので。フェリシアさんもよければ」
「そうしたいんだけどよ、やちよを一人にするのは心配だから、今日は帰るぜ」
「それなら、みたまと話した帰りに迎えに来るわ。その帰りに鶴乃を送って、一緒に帰りましょう」
「おう、待ってるぜ!」
「それじゃあ、私と鶴乃は、みたまのところへ行ってくるわ」
「分かりました。いってらっしゃい」

やちよと鶴乃を見送った後、さなとフェリシアは居間に残り、いろはとみふゆは部屋を移動した。


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