【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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219: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/21(水) 23:34:51.77 ID:WCbA+PmGO
レナとかえでを見かねて、ねむが割って入り、灯花が続く。

「二人とも悪いけど、言い争うのはよしてくれるかな。水波レナの言う通り、志願者が
 現れたら要員は変わっていたかもしれない。だけど、記憶読み取りのことを考慮して、
 広く周知するわけにはいかなかったんだよ」
「それがなかっとしても、そもそも志願者が現れることは、期待できなかったにゃー。
 志願者が仮に現れても、未来に送る条件に見合うかは別問題。結局、わたくしたちが
 要員を選定することに、変わりはなかったと思うんだよね」
「あ、あの……もしレナちゃんが志願してたら、どうなってのかな?」
「レナも気になる。っていうか、ここにいる全員、三人以外はNGだったの?」
「NGというと語弊があるけど、家族関係の部分で条件からは外れたよ。
 それをクリアしても、プラスアルファの部分で外れていたね」
「あー……うん、レナ聞いて損した……」

W−3に関係する話はそこで終わり、議題は次に移り、いろはが内容を告げた。

「存在を確認したわけではないのですが、アリナのスーパーコピーが存在する可能性と、
 それによるミラーズのコピーが、結界外に出てきた場合の対処です」

議題の内容を聞くと、フェリシアが挙手し、やちよとみふゆが返事をした。

「スーパーコピーってなんだ?」
「大雑把に言うと、もの凄く出来のいいコピーってことよ」
「性格も超似てる、怖いねーちゃんのそっくりさんってことか」
「その理解で間違っていません。スーパーコピーは、ブランド品の偽物か取った名称ですね」
「偽のお金からだと思ったぜ」
「それだとスーパーノートですよ。話が脱線するので、この辺りにしておきますね」

フェリシアの疑問が解消すると、さなが挙手し、いろはが返事をした。

「アリナのスーパーコピーって、本物のアリナの固有魔法まで持ってるんでしょうか」
「その前提であって、確認はできていないんだ」


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