【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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201: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/12(月) 22:27:10.78 ID:nL4eep7DO
「ありがとう。チャーハンとスープを用意するよ」
「いいわね。もう二度と食べられないと思ってたし」
「万々歳と言えば、メニューを制覇したなぁ」
「連絡をくれれば、材料用意して希望のメニューも作れるよ」
「そこまでしてもらうのはちょっと、悪いかな……」
「レナも食べたい料理はあるけど、そこまで甘えるのは……」
「おりょ?でも、気が向いたら声かけてよ」
「それじゃ、弟の分を作ってもらっていい?スープもあると嬉しいんだけど……」
「私も、夜食用に同じのが欲しいな」
「うん。自分が食べる分以外の食事、作るの久しぶりなんだ。
 あ、テレビつけていいから、適当に待ってて」

そういうと、久しぶりに見せる満面の笑みで、鶴乃は夕飯の支度にかかった。
ガスコンロは、家庭用の中華コンロを用意してもらったという。
万々歳で料理を持つ間、空腹を刺激する炒め音が聞こえ、それに懐かしさを感じる。

リモコンを手に取ってテレビをつけると、最初にニュース番組が映った。
二木市で開催予定の史乃沙優希のライブが、開催日が決定したことが流れており、
開催日決定に伴い、チケットの予約開始日も決定したという内容だった。

「今度のさゆさゆのライブも、チケット争奪戦になりそうだわ」
「チケットの獲得って、そんなに大変なの?」
「予約開始日になったら、受付開始時間と同時に動かないと間に合わないわよ。
 事前に予約サイト開いて、モニターの前にスタンばらないと」
「史乃さん、本当に人気なんだね」


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