39: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/07/28(木) 00:49:29.71 ID:4OpJDR7g0
『カァッ………!?』
「Gegner Dawn!!」
『ウグッ、イギャアアアアアッ!!!?』
「Stirb, Stirb……!!」
他の“狩人”たちも、俺達に続いて次々と中核艦隊に白兵を仕掛けていく。重巡ネ級がこめかみにナイフを叩き込まれ絶命し、別のル級は包囲して一斉に飛びかかってきた4人に反撃できず銃剣で滅多刺しにされ悲鳴を上げる。
閃光弾をあっさり食らったことも含めて、向こうは俺達との間で“近接格闘戦”が起こることをまるで予期していなかった。易易と懐を取られ、一個艦隊が突き殺され、刺し殺され、斬り殺された。
特例中の特例であるベルリンはいざ知らず、南部防衛戦の際も白兵突撃はここぞの場面で一定の戦果を上げていた筈だ。にもかかわらずこうも綺麗に「ハマった」のは、未だ俺たちを甘く見てるのか、情報伝達の不足か、或いはタ級自身が“指揮艦”としての資質に難があるためか。
(#><)「Panzerfaust!!」
ξ#゚听)ξ《Weiter Feuer!! Weiter Feuer!!》
「Z1, Feuer!!」
『『グガァッ!?』』『『ギャッ!!?』』『『ゴガッ………』』
何より幸いだったのは、中核艦隊が非ヒト型を自分たちで周囲から退かしてくれた点だ。射線を通すための措置だとは思うが、白兵戦を仕掛ける際はタッパがデカく踏まれただけでも致命傷になる非ヒト型の脅威度は大きく跳ね上がる。
それらがモーセを前にした海のごとく中核艦隊に道を開けている現状は、砲爆撃による足止めを容易にした。現にビロードの指揮下に残した歩兵隊と駆逐艦隊、ツンやビスマルクらが猛攻撃で動きを縫い止め、周辺艦隊と中核艦隊それぞれの連携をほぼ完全に寸断しつつある。
『ジャッ!!』
「ぐぁっ………」
('A`;)「マッテオ!……クソッ!」
だが、ここまでやって尚俺達が負うリスクは小さくない。結局ヒト型にしろ、白兵戦なら「まだしも勝率が上がる」だけで基本超火力と怪力を備えた化け物であることは変わらないのだから。
リ級を一体刺殺したところで、コンマ1秒にも満たない時間息をついた“狩人”の一人。その文字通りの「一瞬」を突いて、横合いから吹き付けた暴風が乱暴な子供の人形遊びのようにソイツの四肢を引きちぎる。
『ガギィッ!!』
閃光弾の衝撃から、完全に立ち直った雷巡チ級。中核艦隊のデサント・運搬役だったのだろうか、下半身をM1エイブラムスに酷似するキャタピラーへと置き換えたその個体は、未だ煙を銃口から立ち昇らせる両手の対空機銃を今度は俺とジョルジュの方に向けてきた。
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