172: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/03/17(金) 23:07:42.84 ID:Y8GDEX0B0
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川 ゚ -゚)「申し訳ないが顔面深き者どもと同一視はNG」
「えっ?」
川 ゚ -゚)「いえ失敬、此方の話です………状況の報告を」
思わず漏らしたツッコミに、隣りにいたケイ=イガワ(推定英検3級)が目敏く反応し此方に視線をギョッと向けてきた。まぁ“次元が違う話”をするのも面倒なので、話題反らしも兼ねて眼前でカタカタと忙しなくノートパソコンを鳴らす小さな背中の肩を叩く。
爪゚ー゚)「はっ」
合流した際にジーナ=クローネと名乗ったその女は、律儀にピンッと背筋を伸ばしパソコンの画面が私達に見えるように椅子を滑らせる。
マジメなのは結構だけど、何がとは言わないが“造り”が似ているため並ぶと割とややこしくなりそうだ。髪型と眼の感じを変えて出直せ。
爪゚ー゚)「水戸市に投下した【テトラーク】2両、何れも“現地部隊”との接触に成功しました。部隊員の乗り込みが確認されているため、戦闘に使用されると思われます」
川 ゚ -゚)「続けて都内と宇都宮、前橋の戦闘発生地域へのアプローチ準備を。【テトラーク】、【ローカスト】、【ケト】、既に搬入が終わっている車両の積み込みを急がせるよう“飛行場”に連絡を入れておきなさい」
爪゚ー゚)「承知しました」
ほれ見ろややこしい。セリフがなければ即死だった。
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