エンド・オブ・ジャパンのようです
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105:>>103ミス ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/23(水) 23:35:02.23 ID:Yl0NhHA/0
『ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ン゛……………』

機械の起動音とも、汽笛とも、呻き声・唸り声とも区別がつかない、他の深海棲艦が発するものと比べてやや異質な重低音を【要塞】が発する。聞き方次第ではどこか間抜けなものにすら思えるソレの響きとは裏腹に、こっちに飛んでくる弾幕にはこれっぽっちの容赦も見られない。

量だけで言えば、【学園艦棲姫】が甲板上や両舷に展開している対空艤装からの砲火を含めても尚随伴艦隊のそれには及ばない。
だが、指揮系統が一個体で集約・完結できている為か、密度と統率においてはこちらの方が遥かに上だ。幻想の郷を舞台にした某弾幕ゲーのごとく【要塞】から広がる火線には隙間らしい隙間が殆ど無く、この中に飛び込むことは正直「危険」を通り越して「自殺行為」に等しく思えた。

|w#;´‐  ‐ノv「ッッッドラァクソがぁっっっ!!!」

「うぶぉ…………」

それでも私は、後部座席でくぐもった悲鳴が聞こえるのも構わず強引に弾幕の中へF-14Jを突っ込ませる。火事場の馬鹿力ってのはどうやら実在するらしく、有りもしない隙を血眼で探し当て無理やり繋いだ「路」を通り抜け、なんとか【要塞】の表面を射程圏に捉える。

《Damn………Sorry, I'm seced!!》

《I can't attack!! Retreat, retreat!!》

《This is Spear-08, I'm retreat……》

無論、自分で言うのもアレだがここまで辿り着くのさえ並みのヒコーキ乗りにゃ至難の業だ。
大半は圧倒的な砲火の前に付け入る隙を見い出せず空域からの離脱を余儀なくされ、残余27機の内突入できたのは私の他に富佐隊長とRaptor隊の隊長、各隊からそれぞれあと2機ずつと2個編隊にすら満たない。

《I'm hit………………いや、やだ!いやぁあああああああ─────》

その内1機の反応が、砲火に捕らえられてレーダーから消える。

………聴こえてきた被弾報告は、爆発音に掻き消された断末魔は、酷く聞き覚えのあるものだった。
だが、そのことに気を取られれば、次に“そうなる”のは私だ。意識から強引に締め出し、操縦桿を握る手に全神経を集中する。

|w#;´‐  ‐ノv「In gun range!! Spear-03 FOX-2!!」

ミ,,;゚ ゚彡《Spear-01 FOX-2!!》

《Target insight, Rapter-01 FOX-2 FOX-2》

《Rapter-16 FOX-2!!》


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