勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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837:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 09:13:11.36 ID:RKoe7B/E0
『大河』


バサバサ スィーー


盗賊「順調!順調!!」

闇商人「流れがゆっくりな川で良かった…」

盗賊「しかし汚ねぇ川だな…深さがどんくらいあるか分からん」

闇商人「そうだね…」キョロ

女ハンター「他の船も見える…前方右手…」ジー

盗賊「おぉ…本当だな…」

闇商人「漁船かな?」

盗賊「この船よりちっと大きいぐらいか…あっちもやっぱ双胴船だな」

闇商人「上流にはもっと他の船も居るんだろうね…」

女ハンター「船に乗ってるのは冒険者の様な格好…4人ね」

盗賊「こっちと同じ様なもんか…」

女ハンター「ちゃんと武装してるわ…」

盗賊「この暑いのに防具なんか着てられっか!」

闇商人「武器類は何を?」

女ハンター「良く見えないけれど…銃器では無さそう…一人は弓を背負ってる」

盗賊「まぁ出来るだけ近づかん様にしとくか」

女ハンター「あれ?一人は杖を持ってる…」

闇商人「あーーー魔法使いが居るんだね」

盗賊「なるほど…ここはそういう冒険者が来る場所な訳か…」

闇商人「遺跡が一杯有るしねぇ…」

盗賊「低木の森からちょいちょい突き出してる塔みたいな奴がそうだな?」

闇商人「僕も始めて来るからさ…まぁ多分そうだよね」

女ハンター「でも冒険者たちは何処から来てるんだろう…」

闇商人「陸路でも山越えで来られるらしいよ」

盗賊「ほーー…場所的にシャ・バクダから北上か…」

闇商人「う〜ん…来ようと思ったらフィン・イッシュから海岸沿いにも来れる」

盗賊「海賊が居る事を考えると下手に海から来ない方が安全かも知れんな?」

闇商人「道中の魔物をどう凌ぐかだね…魔法使いが居れば良いのかも知れない」

盗賊「魔法か…どうも俺らには縁が無い様だ」


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