732:名無しNIPPER[sage saga]
2023/03/26(日) 07:26:13.66 ID:RKoe7B/E0
戦士「女王本人が船に…」
中年の女「無茶だと思うでしょう?でもこの計画には忍び一族も…シン・リーンの魔術師団も関わってる」
戦士「国家共同作戦か…ふむ…そこに追随しろと言う訳だね?」
中年の女「そうよ…だから次あなたと合流するのはシン・リーンね…それまでアランをサポートして欲しい」
戦士「ハハ旅はまだ続くという事か…楽しみになって来た」
中年の女「そう言ってくれて嬉しいわ…只…今のアランの船では温かい海を航海するのは厳しいの」
戦士「新しい船を用意してくれれば問題無い」
中年の女「そういう訳にも行かなくて…女王は1隻では無くて大船隊を組んで航海してる…」
戦士「良い船は出払って居る?」
中年の女「そう…だから今急ぎでドワーフの船大工にアランの船を整備させようとしている所なのよ…」
戦士「大体話は理解した…整備を待って女王の船を追えば良い訳だ」
中年の女「女王の寄港地計画は追って父から連絡がある筈…私は直ぐに旅立ってしまうから後はあなた頼りになってしまう」
戦士「任せろ!!」
中年の女「ミルク!?ギルドの頼り方は分かって居るわね?」
少女「母!!任せろ!!父居れば大丈夫」
中年の女「フフ…心強いわ…じゃぁもう行ってしまうから…後はよろしく」ギュゥ
学者「ええと…抱擁中に済まんのですが…」
中年の女「何?」
学者「兄貴の目的なんすが…ホムンクルスの件ってどうなりやしたかね?」
中年の女「あら…言い忘れる所だったわ…完全体のホムンクルスの生存情報…出所はドワーフなのよ」
学者「はぁ…で?」
中年の女「ドワーフに居場所を聞いても海賊王の許可が無いと教えられないらしいわ」
学者「つまり海賊王を探せってこってすかね?」
中年の女「そうなってしまう…フィン・イッシュ女王の後を追えば遭遇する可能性もあると思うわ」
学者「あぁぁぁなるほど…海賊王も娘を追ってる可能性が有る訳っすね…」
中年の女「そういう事よ…アランにちゃんと伝えておいて」
学者「分かりやした…」
中年の女「じゃぁ私は行くわ…どうか無事にシン・リーンまで辿り着いて…」ノシ
ガラガラ ピシャン!
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