勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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641:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/21(水) 20:12:26.25 ID:bVSMz8780
『翌日』


ドタドタ

降ろせぇ!!木箱は4人一組で運んで行くんだ!!

硫黄と硝石は船底の方だ!


学者「なーんか…これ危ない物運ぶ感じっすね…」

剣士「危ない?」

学者「あのは木箱の中は多分重装射撃砲の部品っすよ…運んだ先で組み立てるんす」

戦士「中身を見て居ないのに良く分かるねぇ」

学者「いやいや戦場にはあの木箱で運んで来るんす…組み立てた事あるんす」

戦士「では海賊に奪われてしまっては大変だ…」

学者「本当そうっすよ…護衛無しでこんな物運んで良いんすかね…」

戦士「この船以外に護衛する船も行くのでは?」シラー

学者「だったら良いんすが…」

剣士「なんか木材と比べて荷が重そうだから荷室ガラガラになりそうだ」

学者「そうっすね…」

剣士「食材とか邪魔だったんだよ…荷室に置けると助かる」

学者「リコルさんの奥さんは軍の関係と繋がり有るんすね…普通じゃ手に入らん物っすよ」

戦士「ハハ…私はあまりその辺の事を知らないんだよ」

学者「な〜んか…昨夜の銃声といい…キナ臭い感じっす」


シュタタ スタ


中年の女「遅くなったわ…順調に荷入れが進んで居る様ね」

戦士「忙しいのかい?」

中年の女「仕事は粗方終わりね…ふぅ…少し休むわ…」

学者「すんません…又露店に物資調達行きたいんすが…」

中年の女「あぁ…私は少し休むからリコル!あなたが付いてあげなさい」

戦士「お?もう良いのか?」

中年の女「フフ…昨夜いろいろ有ってね?あちらの方は忙しい様よ?」

学者「ああ!!昨夜の銃声っすね?」

中年の女「聞こえて居た様ね…リコル?露店は良いけど…傭兵ギルドの方へは近づかない方が良いわ…気が立って居るから」

戦士「相変わらず説明不足だが…まぁ良い…露店へ行く許可は出た様だ…どうする?」

学者「行きやす!!」

剣士「行く!!」


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