勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
1- 20
595:名無しNIPPER
2022/12/12(月) 18:22:32.47 ID:X4eygvxo0
『船尾楼』


アーデモナイ コーデモナイ


盗賊「そろそろ外海に出る海峡の筈なんだが…」

戦士「ふうむ…確かに羅針盤と進路は合って居る…」

盗賊「真っ直ぐ進んでる様に見えて少し横に流れ続けて居たのかもなぁ…」

戦士「海図を見る限り何処に流れていたとしても直に陸地が見える筈…」

少女「少し左に煙匂う…」クンクン

盗賊「煙?」

少女「火薬匂い違う…なにか燃える匂い」クンクン

盗賊「陸で何かやってるのかもな…ちっと進路修正するわ」グイ

戦士「海賊が何処かの漁村を焼き討ちしているのでは?」

盗賊「なぬ!?」

戦士「地庄炉村に商船が入って来なくなったのはそもそも海賊に襲われるリスク回避…この辺りに居てもおかしく無い」

盗賊「くぁぁぁ無法地帯だな」

少女「父…悪い海賊倒せ」

戦士「海の上では分が悪い…陸ならどうにか…」

盗賊「もしも襲われてるとしたら…なんか放って置けんな…」

戦士「海賊船が漁村の焼き討ちで手隙になっているとしたらどうする?」

盗賊「焼き討ち…誰かが襲われてるか…行くしか無えだろ…船さえ無けりゃ只のごろつきだ」

戦士「決まりだな?」ギラリ

盗賊「おぉぉ…その眼…好きだぜ?」


---------------


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice