勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
1- 20
584:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/12(月) 18:14:03.48 ID:X4eygvxo0

実はっすね…機械化兵団の奴らは人間の住む領地に攻め込んで来る事なんか無いんすよ

多分自分たちの守る場所から遠くまで離れられんのです

だからここ20年ぐらいは人間側が攻める一方だったんす

機械は自分たちが動ける為にエネルギーが必要なんすが

今の所人間に奪われっぱなしで勢力が小さくなってる様に見えやす

でもですね?

もし人間のお偉いさんに電脳化した人間が混ざるとどうなると思いやすか?


剣士「奪ったエネルギーをこっそり機械に渡す…かな?」

学者「正解!…多分そうなるっす…戦って獲得した意味が無くなるんすね…でも戦死した人は帰って来ない」

剣士「もしかしてそういう事がもう起こってる?」

学者「多分そうっすね…ミライ君達と出会ったのもその中の出来事だと思って居やす」

剣士「じゃぁ船を盗んでフィン・イッシュに行こうとしてるのもその一環なの?」

学者「兄貴はそういう流れにあまり首を突っ込みたがらないんでフィン・イッシュに行く目的はちょっと違いやすね」

学者「でも…多分電脳化した人間が入り込んでるのはフィン・イッシュも同じだと思いやす」

剣士「関わらなくても巻き込まれてしまうという事か…」

学者「俺っちの予想では直に大きな戦争になると思いやす…だから姉御は危険を承知で盗賊ギルドに接触した…」

剣士「知らなかったよ…世界がそんな事になってるなんて…」

学者「要らん話をしちまいやしたねぇ…知らんくて良かったんすよ」


ガチャリ バタン!!


少女「お前ーー!!その話を他でしゃべるな!!」

学者「おわっ…びっくりしやしたよ…」ドキドキ

少女「分かったか!!今の話を陸でするな!!」

学者「へいへい…なんなんすかねこの子は…」

少女「お前口軽い!!しゃべったら超ウルフの餌になる!!覚えておけ!!」

剣士「まぁまぁ…撫でてあげるからこっちにおいで」

少女「撫でる…許す」クルリ

剣士「君は僕と一緒で耳が良いんだね?」ナデナデ

少女「ふむ…お前は通ずる物があるな…ふにゃー」コテン

剣士「…」ナデナデ


---なんか進まなきゃいけない方向が見えて来た気がする---


--------------

--------------

--------------


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice