勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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580:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/12(月) 18:08:47.45 ID:X4eygvxo0
『甲板』


ザブ〜ン ユラ〜リ


盗賊「波で樽が転がって行かん様にしっかりロープで縛って置いてくれ」グイ ギュゥ

学者「食材は何処に置きやす?」

盗賊「船尾楼はもうパンパンだな…」

剣士「船首楼側の小部屋…あそこを作業場にしたいんだけどさ」

盗賊「作業場?」

剣士「ほら?作り物すると音が出るじゃない?」

盗賊「なるほど…構わんが…食材もそこに置けんか?」

剣士「作業用のテーブル置いたから…調理場としても使おうか」

盗賊「それが良い」

剣士「僕と姉さんも船首楼側に移動するよ…船尾楼の居室が広く使える様になる」

盗賊「良いのか?寒いんじゃ無いのか?」

剣士「大丈夫!寒さ対策はしてあるから」

盗賊「じゃぁそうするか」

剣士「姉さん!!部屋の引っ越しだよ!!」メパチ

女オーク「分かったわ…」メパチ

学者「そうそうミライ君!作業場作るなら俺っちの錆びたクロスボウも整備してくれやせんかね?」

剣士「んん?」

学者「ボルトが無いもんで作れたら作って欲しいんす」

剣士「あぁボルトかぁ…心材で木を使って先端にガラクタから切り出した鉄を使えば作れそうだな…」

学者「ソレソレ!そういうので良いんす」

剣士「おけおけ!!材料を運んどいて」

盗賊「ふむ…船尾楼からガラクタが無くなればちったぁマシな居室になる」

剣士「ハハ…船首楼は物置小屋になっちゃうけどね」


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