勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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559:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:46:23.12 ID:ckhR7HQw0
学者「ところで海図は調達出来やしたかね?」

盗賊「こっちの大陸の分はな?フィン・イッシュまでの海図はここじゃ手に入らん様だ」グビ プハァ

学者「それじゃ行けんじゃ無いっすか…」

盗賊「まぁ金が無くなりそうだから一度船でバン・クーバーまで戻っても良いけどな」グビグビ

学者「それが手堅いっすね…姉御と合流出来やすしね?」

盗賊「となると…手ぶらで戻るのも勿体無ぇから商船もどきの買い付けをしなきゃいけない訳だが…」

学者「地庄炉村で安い物と言うと…布と金鉱石…あと何っすかね?」

盗賊「う〜む…ナッツか?…てか金鉱石を買ったら他に何も買えん気もするな」

マスター「お客さんは何処からこちらへお見えで?」チラ

盗賊「キ・カイから船で来たのよ…ちょっとした用事でな?」

マスター「ハハあの氷山を抜けて来たと?」

盗賊「まぁな?ここはキ・カイに比べりゃ天国よ…酒も飲めるしな?」グビ プハァ

マスター「今地庄炉村では大き目の商船がなかなか入って来ないので木材が掃けないで困ってるんですよ」

盗賊「おぉそういや切り揃えた木材が山積みになってたな?」

マスター「もしかして波戸場に停泊してる大き目の商船はお客さん達の船で?」

盗賊「そうだ…俺らに木材を運んで欲しいってか?」

マスター「いやいや…私は只の酒場のマスター…運んで欲しい人を知って居るだけですよ」

盗賊「そりゃ儲かる話なんか?」

マスター「なんとも言えませんねぇ…一応話を通してみましょうか?」

学者「兄貴ぃ…目的が逸れちまいやせんか?」

盗賊「まぁどうせバン・クーバーに戻るなら荷物満載で戻るのが良いだろう…話だけは聞いても良い気がするな」

マスター「宿泊している宿をお教え頂ければ使いを向かわせても良いですが?」

盗賊「ゲス!!説明しておけ!!ちっと俺はその辺の他の店で噂話でも聞いて来るわ…ロボ!行くぞ」スック

学者「分かりやした…俺っちはこの後どうしやす?」

盗賊「久しぶりに酒場に来てるんだ…自由にして良い!一応遊女も居る様だ」

学者「そうっすね!!リッカさんとミライ君も自由にしてて良いっすよ」


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