勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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546:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:37:53.72 ID:ckhR7HQw0
『立ち合い』


コン コン ビシ!


盗賊「…にゃろう!!」ダダ ビシ

剣士「あたっ…」ズダダ

盗賊「なるほど…体のバネは一級品だな…これならオーガ相手でも良さそうだ」

剣士「ちょっとこの魚重いし握り難い…」

盗賊「そりゃ俺も同じ条件よ…お前の姉はもっと強いのか?」

剣士「うん…速さは僕と同じくらいだけど力が全然違う」

盗賊「…って事は俺でも敵わんか…」


ドタドタ


学者「あらら?又やってるんすね?」

盗賊「お前もやって見るか?」

学者「俺っちは接近戦はやらんっす…射撃一本なんで…」

盗賊「けっ!!そういう所がヘタレなんだ」

剣士「姉さんともやってみる?強いよぉ?」

盗賊「まぁ実力は大体分かった…魔物相手なら十分だってな?」

学者「戦場じゃ全然通用しないっすけどね…」

盗賊「おいおい…こいつらは傭兵じゃ無ぇんだから仕方無ぇ」

剣士「それってどういう事?姉さんでもダメ?」

盗賊「昔なら通用したかもしれんな?…でも今の戦場は剣を使うような戦い方にはならん…コレだ!銃器」チャキリ

剣士「そうなんだ…」

盗賊「魔物を追い払うのは剣でも良いだろう…機械相手の戦場は銃の撃ち合いなんだ…接近する前にやられる」

剣士「魔法は?」

盗賊「向こうの大陸じゃ魔法も使って居るとは聞くな…だが魔法も射程が短いからやっぱり銃器頼りだろう」

学者「ミライ君も戦場に出るつもりなら銃の使い方を勉強した方が良いっすね」

盗賊「そうはやし立てるな…折角戦場とは無縁の生活してんだから…」

剣士「銃か…なんか興味出て来たなぁ…それ僕に見せてくれないかな?」

盗賊「これか?…見る分には構わんが壊すなよ?」ポイ

学者「素人に渡して危なくないっすか?」

盗賊「火薬も弾も入っちゃ居無ぇ…形見だから持ち歩いてるだけだ」

学者「な〜んだそうだったんすね…俺っちのバヨネッタも弾は入って無いんで見ても良いっすよ」ポイ

剣士「おぉ!!ありがとう」パス

学者「それは銃剣って奴なんす…一応接近戦も想定された銃なんす」

剣士「へぇ…スゴイな」ジロジロ


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