勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
1- 20
525:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:23:50.73 ID:ckhR7HQw0
学者「何か事情を知ってるとは思いやす」

剣士「じゃぁやっぱりアランさんに聞くしか無いね」

学者「俺っちにも教えてくれないんで厳しいかも知れんすよ?」

剣士「そうなんだ…」

学者「うほーーー!!これ相当値打ち物の剣っすね…」スラーン

剣士「あ…それは姉さんの剣だよ…重いでしょ」

学者「確かにちょいと重いっすねぇ…錆一つ無い…材質何なんすかね?」ジロジロ

剣士「コバルト合金だよ」

学者「へぇ…こんな良い剣を何処で手に入れたんすかね?」

剣士「教えてくれないんだ…多分姉さんが待って居る人に関係する物なんだよ」

学者「じゃぁ勝手に触ってたら怒られそうっすね」

剣士「うん…元有った場所に返しておいて」

学者「へいへい…」

剣士「…」

学者「何すか…盗みやしやせんよ!!」

剣士「ふーん…」


ガタン! ゴトゴト!


学者「んん?上から何やら音がするっすね…」

剣士「あぁぁ…又来たか…危ないから外に出ない様に」

学者「どういう事っすか?」

剣士「多分オーガがお腹を空かせて市街地に入って来てるんだ…たまに来るんだよ」

学者「そら大変じゃないっすか…兄貴が帰って来て無いっすよ」

剣士「うん…でも姉さんが居ない時に戦うと怒られるんだ…しばらくすると何処かに行くよ」

学者「いやぁ…ここに住むのも生きた心地がせんっすね…」

剣士「もう慣れっこだよ…此処に居れば安全さ」


--------------



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice