勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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521:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:21:00.16 ID:ckhR7HQw0
『港へ続く街道』


サクサク サクサク


盗賊「ところで自己紹介して居なかったな?」

青年「そうだね?お互い名前も知らないで変な感じだね」

盗賊「俺の名はアラン…職業は傭兵だ…まぁ本職は泥棒なんだがな」

青年「僕はミライ…ええと職業なんか無いんだけど…そうだなぁ…剣を使うから剣士かな」

盗賊「ほう?誰に教えて貰ったんだ?」

青年「姉さんだよ…姉さんの名はリッカ…剣を使うのが上手い」

盗賊「なんだ…戦えるなら傭兵でもやりゃ良いのに…ほんでこいつの名はお手伝いロボ…本当は別の名があるんだがロボで良い」

ロボ「ピポポ…」クルリン

青年「どうもよろしくロボ」ペコリ

盗賊「ほんでこいつがゲシュタルト…ゲスと呼べば良い…こいつがまぁ問題児なんだ」

学者「兄貴そら無いっすよ…」

盗賊「良い所出のお坊ちゃんだったんだが素行が悪すぎて追い出された挙句…俺にボコられたヘタレ学者だ」

青年「どうも…」ペコリ

盗賊「先に警告しておくが物が無くなったらまずコイツを疑え」

学者「兄貴ぃ!!勘弁して下せぇ」

青年「アハハ…僕達は何も持って居ないけどね」

盗賊「いや…お前の家の中に有る物はかなり価値の高い物ばかりだ…古代の遺物と言えば分かるか?」

青年「そうだったんだ…姉さんは元の住人がそれを取りに戻るんじゃ無いかって大事に保管してた」

盗賊「そうか…まぁ正しいやり方かも知れん」

盗賊「ほんでお前の姉は何処で働いてんだ?」

青年「炭坑だよ…鉄鉱石とか石炭とか掘ってる…あと錬鉄もやってるかな」

盗賊「まぁ…オークはそうなるわな…どうせ死ぬほど安く雇われてんだろ?」

青年「その通りさ…何でもお見通しなんだね」

盗賊「お前は働かんのか?」

青年「働く気はあるんだけど姉さんが人の前に出るのはダメだって…」

盗賊「…」ジロ


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