勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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490:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 12:28:27.86 ID:ZniVZVNC0
商人「順調だね…まだ海の上さ…羅針盤の方向も大丈夫」

ホムンクルス「いえ…上空です」

商人「え?」スタ キョロ

ホムンクルス「大型の船が見えませんか?」

商人「あああああ!!なんだアレ?」

ホムンクルス「信号をキャッチ…識別コードOV-277機…以前エネルギー供給をした未確認機です」

商人「早いぞ!!通り過ぎて行く…」

ホムンクルス「こちらを補足した模様…暗号を送信してきています」

商人「暗号?」

ホムンクルス「分かりました…着陸要求ですね」

商人「アレが着陸するんだ…どこに行くんだろう?」

ホムンクルス「どうしましょう?なにか情報を送信しましょうか?」

商人「何かって?」

ホムンクルス「現在の地球の状況ですとか…歴史ですとか…恐らく情報収集の為に地球を周回していると思われます」

商人「そうなんだ?当たり障りの無い程度に教えてあげたら?」

ホムンクルス「送信完了…返答がありました…自動返信です…コードネーム…ホワイトフォックス」

商人「意味が分からない…」

ホムンクルス「白狼…剣士さんが搭乗している可能性があります」

商人「ええええええええええ!!ちょ…」

ホムンクルス「機体の詳細が分かりました…兵器非搭載の民間シャトル…生命維持装置は2台稼働中…」ペチャクチャ…

商人「そうか…石化が解けるのと同じ理屈か…もっと大昔から現代まで来る事が出来たんだ…」ボーゼン

ホムンクルス「相対距離が開いたため通信が途切れました…ハイディングします」スゥ

商人「あんなのが急に降りて来たら皆びっくりするだろうな…」

魔剣士「話に割り込んで悪いが…今のは古代文明の何かだな?」

商人「そうだよ…」

魔剣士「魔王が古代の機械を目覚めさせた…それと関係する訳か」

商人「う〜ん…そこまでは分からない…ただ…」

魔剣士「んん?」

商人「勇者が帰還した可能性がある」

魔剣士「天から勇者が降りて来る…予言の者…この時代でも…」

商人「なんか話が噛み合わないけど…まぁそんな感じかな」

ホムンクルス「商人さん…恐らく先ほどのシャトルは地球を周回していますので又通信出来るかも知れません」

商人「それは良い…剣士が乗っているかも知れないなら幽霊船の居場所を教えてあげると良いね」

ホムンクルス「では次に通信が入った場合双方向通信をトライしてみます」

商人「うん…任せる」


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