勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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489:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 12:27:58.86 ID:ZniVZVNC0
『鯨型飛空艇』


シュゴーーーーーーー


魔剣士「…これはスゴイな…魔導航法で移動できるとは…」

商人「へぇ?ハイディングの事を魔道航法と言うんだ?」

魔剣士「熟練した魔導士は単独で同じ様に飛翔するのだ…これは魔導士で無くとも飛べる…しかも物資運搬まで」

商人「君は飛べるのかい?」

魔剣士「私は歩兵だ…専門が錬成術で魔法陣の敷設が主な任務なのだ…結界を増やして行く役割と言えば分かるか?」

商人「なんか良く分からないけれど…陣地構築な訳ね?」

魔剣士「ここで休息を取る事も出来る…これが有ればもっと早期に魔王軍を追い詰められただろうに…」

商人「ハハ…なんか話が読み取り難いなぁ…」

ホムンクルス「予測ですとあと3時間程でフィン・イッシュに到着します」

商人「よしよし…いつも通り墓地に隠して城へ行こう」

ホムンクルス「はい…」

魔剣士「気になって居たのだが…君はエルフか?」

ホムンクルス「違います…私は人間です」

魔剣士「そうか…まぁ確かに体は小さいな」

商人「どうしてエルフだと思うんだい?」

魔剣士「エルフの中に君の様なたたずまいの者が居ると聞いた事が有る」

商人「なるほどね…それ精霊シルフかな?」

魔剣士「シルフ?」

商人「なんか話が噛み合わないねぇ…時の王はまだ出会って無いのかな…」

ホムンクルス「私達が知って居る歴史と実際とは少し違って居るのかもしれませんね」

商人「そんな感じだね…まぁこれから色々分かって行くだろうね」

ホムンクルス「歴史をお話頂ければ…あ…」ピタ

商人「ん?」

ホムンクルス「一度リリースします…少し確認したい事があります」

商人「構わないよ」

ホムンクルス「リリース…」スゥ



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