勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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486:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 12:26:22.62 ID:ZniVZVNC0
魔剣士「記憶を共有している者…つまり会った事が有る人物」

情報屋「理解したわ…多分その術の事ね…それを今の時代では千里眼と呼んでる」

魔剣士「察するに私どもでは力になれそうに無い…不明になっている者を探したいのだろう?」

情報屋「そう…でもありがとう…色々勉強になったわ」

魔剣士「それはどうも…」

情報屋「私も察しが付いた」

魔剣士「んん?」

情報屋「そのインセプトを使っても家族や友人と感覚共有が出来ないのでしょう?」

魔剣士「…」

情報屋「だから私達に接触してる…軍人がそう簡単に誰とも分からない者と関わると思えないわ」

魔剣士「フフさすが見通されているか…その通り…時を超えて孤立しているのを既に実感しているのだ」

情報屋「なら私達の側…いえ…現実に合わせるという事も必要よ?」

魔剣士「食事に口を付けなかった事を言って居るのなら済まないと思って居る…慣れるには時間が必要なのだ」

情報屋「ウフフ…ただの軍人だと思って居たら違った様ね…こういう話が出来て少し嬉しい」

魔剣士「我らは時の旅人…絶望している者も居る」

情報屋「分かるわ…愛した家族ともう会えない…国も無い…文化も無い…時空を超えるとはそういう事よね」

魔剣士「…」グビ ゴク

魔剣士「ワインは我らの時代と同じ味…ふぅ」トーイメ

情報屋「…」


祈りの指輪の乱用

こういうことがその時代にも起きて居たのね

不明になった人を求めて次元を飛んでしまった人達…

そうやって次元を歪めた歴史なんだ…

だから記録に残らなかった

夢幻の住人達…


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