勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
1- 20
301:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 21:11:34.53 ID:Xx1bIi7d0
『夕日』


ザブ〜ン ユラ〜リ ギシ


魔女「折角寝付いた所じゃったのにな…」ブツブツ

情報屋「この船が帆を全部開くのは初めて見た…」

女戦士「いつも気球が邪魔をして居たからな…」

魔女「行先は夕日の向こうかえ?」

情報屋「そうね…少し進路を北に変えてだけど」

魔女「どの位で到着しそうなのじゃ?」

女戦士「順風にずっと乗って居れば6日程の距離の筈だ…まぁ普通に行けば10日前後…」

魔女「巨大な狭間でどれほど迷うかじゃな…」

女戦士「アサシン!クジラが案内してくれると言う話はどうなって居る?」

アサシン「何の話だ?」

女戦士「あぁ…あれはホムンクルスとの話だったか」

魔女「ホムンクルスは寝て居ったぞよ?」

女戦士「もしかして…寝ずに船底を改造して居たか?」

アサシン「行って見るが良い…樽の配置もすべて変わって居る」

女戦士「そうだったか…では静かにしておいた方が良かろう」


ドタドタ


女海賊「ちょっとちゃんとそっち持って!!」ヨタヨタ

商人「足元が見えないんだよ…」ヨタヨタ

女戦士「んん?何をして居る?」

女海賊「居室の家具を運んでるのさ…本棚とか必要じゃん?」

女戦士「お前は船出に気付いて居ないのか?」

女海賊「知ってるさ…ちっと忙しいんだ…商人行くよ!!」ヨタヨタ

アサシン「クックック…図太い女だ…まぁずっとあの調子だ」


--------------



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice