293:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 21:05:14.53 ID:Xx1bIi7d0
『しばらく後』
ヒソヒソ ヒソヒソ
あれが海賊王の娘?まだ若いじゃない…
おい大きな声を出すな聞こえるぞ
船は何処に隠して居るんだ?噂の幽霊船なんて見て無いぞ?
あ…こっち振り向いた…うわぁ美人なんだ…
魔女「主は有名人じゃで落ち着かんじゃろう?」
女戦士「気になぞしていない」
タッタッタ
ローグ「頭ぁ!!お待たせしやした」
女戦士「んん?何を持って居る?」
ローグ「あぁあっしらの泊ってた部屋を物色していた奴らがいやしてね?多分豪族なんで鼻を削いで来やした」
女戦士「2人分か…いつまでも持ち歩いて無いで何処かに捨てて来い…反吐が出る」
ローグ「あんま人目に付く所に捨ててもでやんすね…」
魔女「燃やせば良い…火魔法!」ボボボ
女戦士「それで何か盗まれたか?」
ローグ「勿論取り返しやしたよ…情報屋さんの書物が無くなる所でやんした」
情報屋「買ったばかりの竜宮伝説の書物よ…無くなっても大した損失では無かった」
商人「そろそろ引き際だね…ここの所君の噂を良く聞くようになったよ」
女戦士「フィン・イッシュでは何もしていないのだが…此処でも安住の場所は無いか…」
商人「まぁ悪いのは豪族さ…ある事無い事言い散らかして居るんだよ」
魔女「向こうの方にもこちらを見ている一般人が居るのぅ…」
商人「騒ぎになってしまう前に移動しようか…ここから馬車で2時間なんだ」
女戦士「そうしよう…」スック
ローグ「いやぁぁ頭の佇まい…恰好良いっすねぇ…」
女戦士「行くぞ…」スタ
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