159:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:21:12.75 ID:Xx1bIi7d0
『焚火』
メラメラ パチ
魔女「女海賊は思いの外正気を保って居るな?」
情報屋「そうね…2〜3日は伏せってしまうと思って居たけれど…」
商人「大体想定はして居たんだろうね…剣士も最後に残す言葉が足りないのは人柄がそのままだった証拠さ」
魔女「無口で話し上手では無かったからのぅ…」
トコトコ
ホムンクルス「何処に行くのですか?」フラフラ ドテ
妖精「月を見に行くんだよ…こっちさ」
ホムンクルス「月は見えて居ない様です…」
妖精「えええ!?そんなぁ…」シュン
情報屋「フフ…私から見たら独り言で振ら付いてる様に見える…」
魔女「主は妖精が見えぬか?」
情報屋「小さな光しか見えない…声も聞き取れないわ」
商人「ホムンクルス!生体の管理者は登録終わったかい?」
ホムンクルス「はい…女海賊さんが管理者になりました」
商人「よしよし…これで他人に登録されることは無いな」
情報屋「ところでホムンクルス?光る隕石の事だけれど…」
ホムンクルス「はい…何か?」
情報屋「月に光る隕石を落とす事は可能?」
ホムンクルス「不可能です」
商人「ええ!?どういう事なんだい?」
ホムンクルス「大陸間弾道ミサイルでは月に到達するだけの推進力がありません…落下して地球に落ちてしまいます」
情報屋「重力を振り切れないのね?」
ホムンクルス「衛星の静止軌道にも到達しません…」
商人「連結するとか何か方法は無いかな?」
ホムンクルス「そもそも現在の地球上に発射可能な大陸間弾道ミサイルは存在していません」
商人「前に400発くらい発射されるとか言ってたじゃないか…」
ホムンクルス「すべて点火部を物理的に自爆させています…発射準備に入ったミサイルを止めるには他に方法がありませんでした」
商人「不可能か…」
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