【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/11/27(日) 21:58:16.01 ID:EggkbfIo0
あの時とおんなじだったのならどれほどよかっただろう。
今美琴から感じるのは圧倒的な失望と疎外感。
それもそのはずだ、命をかけてまで守ろうとした相手が、その相手こそが、自分から全てを奪っていたなんて。
美琴「『卒業』を選ぶことに私はなんの躊躇もない」
美琴「こんな地の底にいたところでステージのライトは当たらない」
美琴「私たちはここを出ていくべき、そうだよね?」
美琴が潮目になり、場の空気は一気に彼女の元に手繰り寄せられる。
一度死した、この島での暮らしに疲弊した連中は縋るようにその選択肢の足元へ。
夏葉「……ルカ、話が全て本当ならば、あなたを到底許すことはできないわ」
千雪「ルカちゃん……違う、違うのよね……?」
冬優子「……なんで言い返さないのよ、あんた」
その反応の全てが理解できた。
刃物の一つも突きつけてこない行儀の良さにお見それしているくらいだ。
もし私が逆の立場なら、今頃相手を八つ裂きにしているだろう。
それで足りないだけのことを私はしているのだ。
その記憶こそ、ないが。
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