【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/11/27(日) 20:56:35.79 ID:EggkbfIo0
「ああ、ホントまっずい……最悪の店だね」
「人に見られる仕事をしている以上は、最低限他の人間にどうみられるか気にした方がいい」
退席を促す、鬱憤だけの暴言。その悉くが眼前の標的からは逸れていた。
的を射ないばかりに、男からは私を逆なでするような言葉ばかりが飛んでくる。
こちらの怒りの感情には耳を傾けないばかりか、反省の色も覗かせない。
さも自分は出来ている人間だ、とばかりの言葉面。
「あんたこそ、こんな店には似合わないよ。老いぼれがこういう、若者の集まる店に入っていいと思ってんの?」
実際、この店にこの男がいるとは思いもせず。
普段の客層からしてもそう、私が注文している品からしてもそう。
私に父親はいないが、こういう歳の男は普通もっと閉鎖的な空間で夜を過ごす者ではないのだろうか。
居酒屋で愚痴垂れたり、バーで傷をなめあったり、そういう加齢臭のこもった哀愁がお似合いだ。
私の指摘にこの男は『やれやれ』と言わんばかりにため息をつくと、言葉を返すことなく目の前の料理を口に運ぶ。
フォークの先で巻き取ったパスタからは、ウィンナーが零れ落ちた。
「……苦いな」
男の一口分には、ピーマンばかりが巻き取られていた。
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