【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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651: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/11/24(木) 22:45:20.65 ID:lCZw4HqC0

ルカ「これだ!」

【解!】

智代子「こ、これは……何かのレポート用紙……? これまでの書類とはちょっと雰囲気が違うね……何かの実験で使ったもの、なのかな」

あさひ「そうっすね、多分実験っすよ」

あさひ「さっきルカさんが口にした計画の」

ルカ「ああ、ここに書いてあるのは別人の人格を被検体αと言われる人物に入れ込んだ、その実験の記録だ」

ルカ「機密情報なのか所々が隠匿されている様子だが、入れ込む予定の人格と入れられる人間の人格との間には親和性があったらしい。そのおかげで入れ込んだとしても拒否反応が起きづらい……ってよ」

智代子「そ、それじゃあルカちゃんの考える方舟計画は、実際に行われてたってことになるの……!?」

あさひ「前に本で読んだことがあるっす。人っていう存在は記憶によって作り上げられるものらしいんっすよ」

あさひ「ちっちゃい頃にどんな人とどんな話をして、どんなところでどんな遊びをして、どんな学校でどんな勉強をして……そういう記憶が積み重ねられることで一人の人間が完成するんだって」

あさひ「だから、逆に言えばその記憶さえ得ることができれば、もう一つの人格を獲得したも同然だと思うっす」

ルカ「……あの候補者リストって一人ひとりの人間に対して異様に詳しい記載があったよな」

あさひ「それに、わたしたちは知ってるっす。本来別の人間だった存在が、本物とほとんど変わりない人格を獲得し、その人になった成功例を」

智代子「透ちゃん……!」

ルカ「私たちにその記憶がないだけで、本当なら常識レベルの話……だったのかもしれない。DNAをいじってクローンをつくるなんかよりもっとずっと単純なレベルの話」



ルカ「成りたい人間、この世に存在させたい人間がいるなら……その人格を別の誰かに入れてしまえばいいんだってな……!!」






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