【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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549: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/11/11(金) 22:14:25.62 ID:IHQOUw1J0

ルカ「別に……こっちも背負ったつもりなんかねーよ」

灯織「……え?」

ルカ「にちかの裁判の時言っただろ? 私は私がやりたいようにやるだけ。だからその過程で別の誰かの願いや希望を私が偶然叶え、思いを背負うことになったとしてもそれに引け目なんか感じなくていい」

ルカ「こっちは救おうと思ってやってるわけじゃないんだからな」


ここまでに事態が転がったのは本当にただの偶然なのだ。
偶然に283の連中に見とめられ、偶然に言葉を交わすこととなり、偶然に同じ時間を過ごした。
近づこうと思って近づいたことなど一度もなかった。それなのに、気がつけばジリジリと空間は狭まっていた。
磁力で引き寄せられるかのような、不可抗力だったのだろうと思う。


にちか「……ホント、一丁前なこと言いますよね」

ルカ「オマエはその筆頭だ」

にちか「……知ってます!」

ルカ「だから、オマエら283の連中も好きにしろ。私についてきてもこっちも何も言わねえ。歓迎の挨拶も、厄介払いの悪態もな」


だから、今更その不可抗力を弾くこともしない。
その方が面倒だし、労力もかかる。


ルカ「ほら、さっさと行くぞ」


最後まで風野灯織の言葉は受け取ることなく、私は背を向けた。
背中には、他の連中の視線を感じる。
羨望でもない、誹謗でもない。そこに帯びているものは私にはわからない。
具体的な繋がりなど何もないもの同士、その関係性を語る言葉はないはずだ。



ルカ「決着をつけるぞ」





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