【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/11/11(金) 22:12:23.71 ID:IHQOUw1J0
ピピッ
入力パネルは全面が同時に緑色に点灯。
それとほぼ同時に扉の向こうから動作音が聞こえた。噛み合わされていた閂が外れるような音に、思わず振り返る。
愛依「……開い、た? もしかして」
ルカ「……みたいだな」
果穂「す、す、す、す……」
果穂「すごいですーーーーー!! これでウォークラリー、完全コンプリート、です!」
私に一斉に駆け寄ってくる283の連中。
さっきまで私の独断を非難し、その身を案じていたというのにすっかりそんなことは他所にやって成功に歓喜している。
両手を掴んでブンブンと振り回されるのに鬱陶しさを感じながら私は視線を逸らした。
冬優子「もう……成功したからいいものの、こんな真似すんじゃないわよ……こっちの身が持たない」
千雪「本当……心配で心配でしょうがなかったんだから」
ルカ「……誰かがやらなきゃいけなかったんだから。しょうがないだろ」
本当に、私はただ自分がやりたかったことをしただけ。
あのどうしようもない膠着を打破したくて、自分の命を差し出しただけなのだ。
それなのに、見当違いな感謝がそこら中から投げ込まれて参ってしまう。
息のつける場所を求めてそこかしこを見遣ると、一人の女と目が合った。
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