【ガンダムSS】「転生したらシャアだったので安価で宇宙世紀を生き延びる」
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445:名無しNIPPER[saga]
2022/08/08(月) 22:21:24.70 ID:DpKcLBhPo
ー数分後ー

ガルマ「全軍が戦闘を停止したとの報告があった」

シャア「そうか。後はこのフィフスを安全な場所まで誘導しなくてはな。一度フリーデンに戻るぞ」

ーフリーデンUー

シロッコ「敵の首魁を捕えたようだな」

シャア「シロッコ!パトゥーリアは倒したのか」

シロッコ「あんな物はただ図体が大きいだけだ。取り付くまで少々苦労のはここだけの話だぞ」

シャア「そうか。良かった」

シロッコ「私を心配してくれるのか?」

シャア「私が友人を心配しない薄情者に見えたか?」

シロッコ「いや…その言葉が聞けただけでもこの作戦に参加した意味はあったかも知れない」

ハマーン「大袈裟ですねぇ」

シロッコ「君は夫婦だからそう言える」

ハマーン「はぁ?私もシャアに褒められたら嬉いんですけど!」

クルーゼ「グリプスの敵同士が仲良しごっことはな」

シロッコ「彼がそうなのか?」

シャア「そうだ」

クルーゼ「ここにいる者は私達の素性を把握済みか。お喋りな男だな君は」

シャア「それほどでもない」

クルーゼ「褒めてはいないが」

ガルマ「どういう事だ?」

クルーゼ「知らぬ者もいるのか」

ガルマ「何か隠しているのか?」

シャア「隠し事といえばそうだが。ガルマには言うタイミングが無かった」

ガルマ「シャア?」

シャア「ガルマには話してもいいか。実はだな…」

ガルマ「そうだったのか。2人は既に知っていたのか?」

シロッコ「はい」

ハマーン「隠していて済みません」

ガルマ「構わない。そんな話はおいそれと出来るものではないからな。普通なら信じられない事だが、皆が知っているのなら事実だろう」

シャア「できるだけ内密に頼む。親しい者以外にはあまり知られたくはないのでな」

ガルマ「分かった。しかし君はもう私の知るシャアではなかったんだな」

シャア「済まないガルマ。君の有人だったシャアはもう居ないかもしれない」

ガルマ「何を言っている?シャアなら今も
大切な友人だ。以前に比べて少し抜けた所がある男だがな」

シャア「ガルマ」

クルーゼ「なに?ふむ、そうか」

シャア「どうした?」

クルーゼ「もう一人の私が今の君なら許せるかもしれないと」

シャア「本当なのか?」

クルーゼ「分からない。だが今まで感じていた負の感情は減っている気がする」

シャア「今なら聞かせてもらえるだろうか?君の、君達の事を」

クルーゼ「少し時間をくれないか。気持ちを整理したい」

シャア「分かった」


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