【ガンダムSS】「転生したらシャアだったので安価で宇宙世紀を生き延びる」
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192:名無しNIPPER[saga]
2022/07/13(水) 19:47:08.01 ID:oTdwWWJEo
シロッコ「なに?」

シャア「技術が欲しいのならばくれてやる。ただし、求めるからには相応の対価を払ってもらう」

シロッコ「なにを望むつもりだ?」

シャア「私専用の機体を開発して貰う。ただし生半可な代物ではない。どのような戦局にも対応出来る最高の一機だ」

シロッコ「それを使って何をする?世界を手中に納めようとでもいうのか?」

シャア「そんな物に興味はない。犬にでもくれてやるさ」

シロッコ「その力と地位を持ってして権力に興味がないだと?」

シャア「本気さ。生憎と私にその方の才はない。スミレ少尉が政治をした方がマシと思えるくらいにはな。出来る事と言えばそこに至るまでの露払い低度さ」

スミレ「わ、私が政治ですかっ!?」

シャア「興味があるのならば君を推薦しよう」

スミレ「け、結構です!!」

シロッコ「ふふっ、ふはははは!!」

スミレ「副団長も笑わないで下さいよ!」

シロッコ「失礼した。大佐があまりにもおかしな事を言うのでな」

シャア「私は真面目に言ったつもりなのだが」

シロッコ「しかし不思議と悪い気分はしない。いいだろう私が責任を持って大佐専用の機体を作り上げると約束しよう」

シャア「頼む」

シロッコ「実の所、私は君を少々不気味な存在だと思っていた。しかし、今は少なくとも悪い男ではないと感じている」

シャア「それはお互い様だ。私も君の事全てを信用した訳ではない。だが、君の技術者としての腕はこのジュピトリスの誰よりも信頼している」

シロッコ「言ってくれる。時間が惜しいすぐに取りかかるぞ」

シロッコ「やってやる、やってやるぞ!」

スミレ「これで良かったんですよね?」

シャア「そうでありたいものだな」

シャア(取り敢えずこの場はしのげたか。だけど安心するのは早い。シロッコの事だから土壇場で裏切る可能性は充分あるからな。その時は…)


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