【安価・コンマ】1年でネオファンガイアを倒せないと死ぬスレ【仮面ライダーキバ】
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10: ◆FJUYrBdMEQiE[saga]
2022/05/06(金) 00:06:01.71 ID:Se5uWQ3L0
 雑談もそこそこに切り上げ、紫垣は事務作業を始めた。
 高峰は経理などはできないので、できる範囲でそれを手伝ったり、自社や客先の製品を見直したりして、邪魔にならないようにしていた。

 それから、30分後。
 ドアが開くキィという音に振り向くと、壮年・痩身の男、久保田社長がいた。

紫垣「社長、おはようございます!」

俊彦「おはようございます」

久保田「ああ、おはよう。急ですまないが、高峰くんに伝えなければいけないことがある」

 久保田は俊彦のデスクまで歩いてきた。

久保田「旭プロでの仕事はウチの手を離れた」

紫垣「ええっ!?」

俊彦「……何があったのですか?」

 紫垣は飛び上がらんばかりに悲鳴を上げたが、高峰は冷静に久保田を見返した。
 久保田はため息をついた。

久保田「横取りだよ。相手はダズリングプラチナレコードという会社だ」

俊彦「契約書は既に切った後です。旭プロほど信用を集めているプロダクションが、そのような横車を許すとは思えませんが」

紫垣「……そこって、D&Pの」

 紫垣が顔を青くした。

 D&P、デベロップメントアンドパイオニア。
 元々大企業として名を馳せた投資会社だったが、急激に事業範囲を拡大し、今や世界でその名を知らぬもののない超巨大コングロマリットだ。
 その傘下のレコード会社ともなれば、キャラメルミュージックなど吹けば飛ぶホコリのようなものでしかない。

 だが、魔族に通じている俊彦は、元々D&Pとはファンガイアが人間たちを支配するための足がかりとして作った企業だとも知っていた。
 方針転換と拡大を始めたのが、200X年、ファンガイアを狩る鎧の騎士"キバ"が姿を消した直後であったことも。

俊彦(バレたのか? それとも、単純に"売れるから"か? ファンガイアどもと、こんな形でぶつかるとは思ってもみなかったが)

久保田「高峰くん、大丈夫かね?」

俊彦「……」


↓1 俊彦の回答
1.「DPレコードと話をさせて下さい」
2.「旭プロと話をさせて下さい」


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