南夏奈「もしやこれが恋かな」藤岡「これが恋なら、どんなに楽だろうね」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/04/24(日) 21:29:27.02 ID:thOHa964O
「ほら、見ててやるからさっさとしろ」
「いや、あの、その……」
「我慢の限界なんだろ?」

その前に伝えなければならないことがある。

「オ、オレは、南……君のことを!」
「ああ、なるほど。そっかそっか。そういうことか……よし、それなら私に任せろ!」
「へ?」

何やら納得した様子の南はにやりと嗤って。

「藤岡。お前、土壇場になって照れたな?」
「ち、違ッ……」
「いいんだいいんだ。恥ずかしがらなくて。学校で糞したことは黙っててやるから!」
「だから、違くて……!」
「なんだ、私が信用出来ないのか? 仕方ないなぁ……それなら、そうだな……うむ」

またもや納得したように頷き、南は告げる。

「藤岡。私がお前の共犯者になってやろう」
「あ、ああ。ありがとう……南」

共犯者。その魅力的な提案に惹かれ頷いた。

「ふふっ。なぁに、いいってことよ!」

改めて、南の眩しい笑顔が好きだと思った。


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