魔女「ちょっとこれ届けてきて」魔法使い「んな無茶な」
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1: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 22:30:00.06 ID:r5bynuny0
魔女「何か言った?」

魔法使い「い、いえ、何でもありません」

魔女「んじゃよろしくー」

魔法使い「お師匠さまも毎度毎度よくこんな気持ち悪いの作りますねえ(はい、分かりました!)」

魔女「うん、逆だね」

魔法使い「え? はっ! 行ってきまーす!」ダッ

魔女「あ、杖忘れてるわ、あの子。虎とかに襲われたらどうすんだろ。ま、大丈夫か。あたしもそんなやわな子に育てた覚えはないしね」


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2: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 22:56:57.61 ID:r5bynuny0
続き

山道

魔法使い(お師匠さまに頼まれたのは触手だった。緑でなんかうねってる。正直、気持ち悪い)
以下略 AAS



3: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:02:23.04 ID:r5bynuny0
魔法使い「はあ……はあ……」

魔法使い(とりあえず、全速力で山を下りてきた。早くこれを押し付け……いや無事に届けなければ)

魔法使い(お届け先は? そういえば見るひまなかったなあ)
以下略 AAS



4: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:03:55.04 ID:r5bynuny0
魔法使い「おじちゃーん。ラムネちょーだい」

駄菓子屋のおじさん「はいよー、じゃあ80Gね。ところでお嬢ちゃん、それどうしたの?」

魔法使い「あーこれ? 何かお師匠さまに頼まれちゃってさ。届けてほしいんだって」
以下略 AAS



5: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:05:24.49 ID:r5bynuny0
魔法使い(んじゃ、早速飲みますか。暑い日にはきんきんに冷えたラムネに限るよ、本当に)

触手「」ヒョイッ パクッ

魔法使い「あっ!」
以下略 AAS



6: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:07:03.88 ID:r5bynuny0
魔法使い「ねえ、この触手わざわざ頼む人ってさ、何に使うんだろうね。ぬるぬるしてて気持ち悪いだけなのに」

友「はあ? そりゃあんなことやこんなことに決まってんだろ」

魔法使い「あんなことやこんなこと? どんなこと?」
以下略 AAS



7: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:09:11.82 ID:r5bynuny0
魔法使い「はあ、はあ」

友「重そうだな、それ」

魔法使い「本当に、そう。最初お家から出てきたときより重いし、大きくなってる」
以下略 AAS



8: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:11:14.95 ID:r5bynuny0
魔法使い(鞄の持ち手を分けあい、私たちはやっとのことで坂を上りきった)

魔法使い(確か、お届け先はこの辺りなんだけど……)

友「あ゛ー、あ゛づい゛ー。じぬ゛ー」フラフラ
以下略 AAS



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