【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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86: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/15(金) 21:48:43.62 ID:HvMz0mwZ0

美琴「……あなたがこのコロシアイのことを何も知らないって言うのは」

透「……私はきっと、このコロシアイより前の記憶で作られたコピー。なんじゃないかな」

美琴「……」

透「……『私』がもう既に死んでたなんて、今の今まで知らなかったんだ。ごめん」


ちょっと前、いやかなり前だったかもしれない。
晩飯を一人で食べながら、BGM代わりにつけた番組で生命だの倫理だので議論を交わす、おおよそ正気とは思い難い番組をちらりと見たことがあった。
そこで議題に上がっていたのはクローンという存在。
全く持って同じ遺伝子情報の持つ生命体を人間の手で生み出すことは許されるのか、否か。
私はくだらないとぶった切ってカップ麺を啜り上げていたはずだ。
自分と全く同じ存在がもう一つあったからと言ってなんになるんだ。今自分の持っている記憶がある限り、その生命体が同一であると見なされることはない。
例え遺伝子の一つまで同一だとしても、人を人たらしめるのはそういう条理の世界だと思っていた。

……なら、今私の目の前に立っている『これ』はなんだ?
『浅倉透』と全く同じ見た目、声、思考、そして記憶。
更に、こいつのオリジナルであった本物の『浅倉透』はおそらく……死んでいる。



『これ』はそんな状況下では……何に当たるのだろうか。






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