【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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638: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/19(木) 23:24:43.38 ID:kJ67nvvf0

冬優子「狸ってのは相当にお間抜けらしいわね。ふゆに誘い込まれたとも知らないで、せっせと現場に工作なんかしちゃって……」

ルカ「ど、どういうことだよ!? お前が……誘い込んだ?!」

冬優子「ええ、ふゆが狸を呼び寄せてやったの。餌をぶら下げることでね」

冬優子「これまでの狸の行動、思い返して御覧なさい。あいつは七草にちかの事件で暗視スコープを黒塗りにして、桑山千雪の事件でふゆを犯人に仕立て上げようとした。前者では事件を起こす下準備、後者では現場を荒らして真実を有耶無耶にしようとした。……その心は?」

ルカ「……私たちを、学級裁判で殺そうとしてるのか?」

冬優子「まあ、そうなるでしょうね。現場を荒らす理由なんて、それぐらいのものだもの。狸の行動には、ふゆたち他のメンバーに対する殺意が垣間見えているわ」

冬優子「……なら、犯人があからさまな事件を起こした時、狸はどう思うかしら」

智代子「なんとしても現場を荒らして……間違った回答に誘導しなくちゃいけない?」

冬優子「そういうこと。狸は学級裁判で誤答させることを目的としているんだから、そんなあからさまな現場黙っちゃいられないのよ」

透「まあ、そっか。犯人ですーってやつがいる事件、狸はやりたくないんでしょ」

冬優子「だからふゆはあえて、現場に水素吸引機をそのままにしてやったわ。ルカでもあさひでも……みれば一発でわかるような証拠を残してやったの。ゴンドラも爆発の衝撃で中が少しひしゃげていたし、あの状態ならすぐに犯人がふゆだって誰でもわかったでしょうね」

あさひ「水素吸引機……あの時の」


冬優子「狸はそれを見て、すぐに死体を移さなきゃと思ったの。焦って焦って……【何故か】ゴンドラの脇に置かれていたワイヤーを手に取った」


美琴「……え?」




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