【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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605: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/19(木) 22:50:59.07 ID:kJ67nvvf0

ルカ「本日何度目かの化学の勉強のお時間だ。水素について……その性質を思い出してみろ」

雛菜「水素の性質〜? 水を電気分解したら発生するとか、可燃性だとか、それ以外でってことですか〜?」

智代子「な、何かあったっけ……?」

あさひ「……空気より、軽い……」

ルカ「さすがだな、中学生。その通りだ。空気より軽い気体なんだ、ゴンドラの中に充満するっつってもそれはゴンドラの上部だけなんだよ」

冬優子「……!!」

ルカ「メカ女が寝そべっているよりも高い地点に溜まっていく水素。どれだけ高機能な空気清浄機能だろうが、そもそも触れてもいない気体を検知することはできやしないはずだ」

ルカ「そして目を覚まして、なんらかの理由によって脱出を試みたメカ女は機械が検知するよりも先にロケットパンチを射出。こうなっちまえば先に爆発が起きてしまう」

ルカ「それを裏付けるのが、あいつの死体の焦げ跡なんだよ。あいつの身体はバラバラになっちまってから気づきにくかったがよ……焦げ跡がついてるのはあくまで上半身部分だ」

ルカ「それって気体がゴンドラの上部にしか溜まっていなかったことの証明に他ならないだろ。ゴンドラ全体に充満していたってんなら全身に焦げ跡は及んでいたはずだぜ?」

ルカ「死体発見現場の泥と合わせ、空気よりも軽い可燃性の気体だって話となると……それはもう水素しかねえ」

ルカ「その水素をゴンドラに充満させられるほどのもんは……冬優子の持っていた水素吸引機ぐらいのもんだろうが!」

冬優子「……」




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