【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/05/09(月) 21:48:14.12 ID:oSQQXx2O0
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目的も確証もない聞き込みは大した成果を上げることもなく、時間ばかりがただ過ぎていった。
メカ女の目撃証言、アリバイの擦り合わせ……そのいずれも深夜の事件ともなればあまり役にも立たない。
特に、今の動機のこともあって無駄な行動を避けていた人間も多く、大体が自分のコテージで眠っていたと口を揃えて証言した。
「……まずいな」
真実への光明も見えて来ず、何も積み上がるものもない。
気がつけばその爪先が早いテンポで地面を蹴っていた。
指は腕の布地を何度も叩いて、リズムを裏打ちするように舌が鳴る。
成果をあげられない自分自身への苛立ちが募った故の反応だった。
「どうにか、どうにか手がかりを掴まねーといけないのに……!」
東に見た太陽が今に西に向かう。
さっき見た雲がもう遠くにいる。
時間の経過を空が告げてくるのもまた煩わしかった。
観覧車の支柱の隙間隙間から見えてくる空から目を背けようとした。
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