【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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379: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/09(月) 21:46:18.60 ID:oSQQXx2O0

美琴「……ああ、それが極上の凶器なんだね」

モノクマ「え? 違うよ?」

美琴「……え?」

モノクマ「あのねえ、看板にも書いてあったでしょ? 『クリアすれば極上の凶器が手に入る』って。それが一番乗りの人間だけだったらボクが嘘つきになっちゃうじゃない」

美琴「……たしかに、あなたが一番嫌いそうなことだよね」

モノクマ「そう! だからこのファイナルデッドルームは初回クリア特典以外は適宜補充される仕組みになってます! ちゃんと緋田さんの分の極上の凶器もあったはずだよ!」

美琴「適宜、補充……持ち出された分はすぐに補充されて、誰でも凶器の調達には差がないんだね」

美琴「極上の凶器もその例に漏れない……まさか、極上の凶器ってこの鍵……?」

モノクマ「うぷぷぷ……ちゃんと書いてあったでしょ? 極上の凶Keyってさ!」

美琴「ただの冗談じゃなかったんだね」

モノクマ「ま、そういうわけだから……存分に役立ててやってくださいよ! お出口はそこらですので、後はお任せします!」


モノクマが姿を消してからも、じっとその鍵を見つめていた。
指の関節より少し大きいだけの鍵、でもこれが開ける扉の奥には人の命を簡単に奪い去ってしまう何かが秘められている。
そんな扉、まさにパンドラの箱とも言うべきものだ。
開けた瞬間、中から得体の知れない何かが溢れ出し、あっという間に全てを飲み込んでしまう。そんな神話が頭によぎってしまう。
手のひらの鍵が、妙にずっしりと重たく、少し熱を帯びているように感じられてきた。




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