豊川風花「140日に1度のチャンス」
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46: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:27:59.41 ID:sRuakiC/0

莉緒「降ってきたわね。風花ちゃんの家が近くて助かったわ」

このみ「悪いわね、連日押し掛けちゃって」

風花「いえいえ。あ、タオルこれどうぞ。なんならお風呂わかしますけど」

莉緒「そんなに濡れてないから大丈夫よ。それにしても降り出したわね……歌織ちゃんたち大丈夫かしら」

このみ「案外、雨を口実にどこか休憩に入ったりしてるかもよ……あ! ま、まあ可能性としてね」

 途中で気づいたこのみさんが、私を気遣うように付け加える。
 そう、歌織さんは機会を逃さないつもりだと言っていた。
 どうなんだろうか。
 そうなんだろうか。
 その想像は、私の心臓を容赦なく責めてくる。
 だけど、もしそうだとしても歌織さんの勇気は賞賛したいという気持ちも嘘偽りなく私は持っている。

このみ「……ねえ」

風花「? はい?」

このみ「今、ドアの外で何か物音がしなかった?」

風花「えっ!?」


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