安価でSSを書かせて頂きます
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45:名無しNIPPER[saga]
2022/04/10(日) 11:04:23.16 ID:ZA+dgqe50
回想始め__

蘭子「ところで、守護天使としての権能を与えたとのことですけれども。なんなのでしょう」

崇高なる宣告者「それはな、異なる次元から霊獣を召喚し、差し向ける絶技よ」

蘭子「技なんですか!?」

崇高なる宣告者「おうともさ。俺がこうして加護らなくとも、飛び立とうとする燕を斬るため技を開発したら誰でも扱える」

蘭子「絶対無理でしょ!!??!????!」

蘭子「……しかし、どうしたら使えるんです?」

崇高なる宣告者「え? 分かんない?」

蘭子「分かんない? じゃないですよ。もう何が何だか」

崇高なる宣告者「う、うむ。まあいつだか扱えるようになるであろう。なむ」

蘭子「うおおおおおまじか

回想終わり__

蘭子は遅くなった世界で自らの首へと差し向けられる白刀を見ている。あの大樹を切り倒した刃のことだ。私の頸椎など豆腐でも切るように跳ね飛ばしてしまうに違いない。

蘭子(こ、ここで私は死んでしまうのか……)

彼女を底知れない死の絶望が襲った。目を瞑る蘭子。その瞬間__


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