ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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122:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:15:23.77 ID:XVB8s0iW0

彼らの力は共にOMNEではないものの、
かのエーシルが己の力を注いで創りだしたものである。
それゆえ部分的にはOMNEの力に準じるほどであり、
特に共通して強大な点は「上限」が無いことであった。

竜王の「心臓」、もとい今や「胃袋」というべき性質は、
理論上ではエーシル、ジュベレウスやクイーンシバほどの存在をも飲み込める、
つまりそれらの力や英知をも吸収できる、無限の器だった。

ハデスの性質も「世界の目」ほどではないにせよ、
正確に観測、もとい理解さえできれば理論上は
OMNE領域の力にも干渉できる潜在性があった。

「世界の目」とハデスの力の異なる点は、
前者はOMNEの著者のごとき力が典型的なように
理解を必要とせず無意識下においても現実全体に干渉できたのに対し、
ハデスのものは干渉する対象ごとに理解/知識と
明確な意図を必要とした点である。

こうした差から、ハデスの力は「世界の目」と似てはいるが
決して同等と呼べる代物ではなかった。

だが十分な知識さえ蓄えれば近づくことは可能であり、
少なくともこの段階の竜王は混沌神族を大勢食らったことで
その知識を奪い、人間界内の諸現象を理解したため
人間界においてほぼ全能となっていた。



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