86:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:41:47.97 ID:guKA3R0i0
私『……。リクエストしても良いんですか?』
先輩『当然だよ』
87:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:43:05.95 ID:guKA3R0i0
私(先輩は少し驚いた表情を見せたあと、得心いったという感じで私のタンバリンを見た)
先輩『そうだった。君はかぐや姫なんだった』
88:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:43:52.16 ID:guKA3R0i0
──友達の家──
私(新曲を聴いてほしいと言われて、私は友達の家に招かれた)
89:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:44:54.49 ID:guKA3R0i0
私「……」ボロボロ
友達「あなた……泣いているの?」
90:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:45:50.60 ID:guKA3R0i0
私(先輩の予言めいた言葉が耳にこだまする)
先輩『もしも学生の身分から卒業し、このままの状態で社会に出たならば』
91:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:46:53.83 ID:guKA3R0i0
──
私(その夜。お父さんと一緒にドキュメンタリー番組を見た)
92:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:47:57.10 ID:guKA3R0i0
私(リモコンの電源ボタンを押す)
私「……嘘つき」
93:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:48:57.99 ID:guKA3R0i0
私(私がいくら手を伸ばしてみても、月は一向に私の身体を引っ張り上げてはくれない)
私(本物の月以上に強い偽物の引力がそれを許さないからだ)
94:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:49:49.90 ID:guKA3R0i0
──数年後・砂浜──
ザザーン
95:名無しNIPPER[saga]
2022/03/15(火) 20:50:56.64 ID:guKA3R0i0
ゴゴゴゴゴ
店長「……な、何だこりゃ」
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