阿万音鈴羽「あたしは正真正銘の奇策士鈴羽だよ!」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:26:18.36 ID:cnDEkRUYO
「あたしは正真正銘の奇策士鈴羽だよ!」
「ほう? 貴様があの、尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督か」
「いかにも。奇策に敗れたそなたは私の虜」
「ふむ。だが、奇策士殿には弱点があるな」
「じゃ、弱点って、まさか……?」
「貴様の弱点。それは……鎖骨だぁ」
「やんっ」

鎖骨を親指でコリコリされて悶絶。やばい。

「どうだぁ? 参ったかぁ?」
「鎖骨弱い、鎖骨やばい……!」
「んん? 参りましたが聞こえないなぁ」
「やんやんっ!」

ジョンならぬジュンと滲みが広がってゆく。

「フハッ!」

失禁したあたしを見て愉悦をあげる。今だ。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「漏らしたら攻める! それがモットーだよ」
「フハハハハハ……むぐっ!?」

再びキスをした。舌も入れる。そして云う。

「おじさんが好きなのはあたしの声だけ?」
「そうだな……たしかに良い声だ。だがな」

照れ隠しに背を向けて白衣に手を突っ込み。

「今日、色んなお前を見て、認識を改めた」

今日のWonder taleが、新しい未来を紡ぐ。

「未来のお前がどうなるのか、見てみたい」
「うん……観測してね、オカリンおじさん」
「ただしその頃には……俺は紅莉栖に八つ裂きにされているかも知れないがな」
「大丈夫! 牧瀬紅莉栖には負けないよ!」

第三次世界大戦が起こらない未来で戦士ではないあたしを岡部倫太郎に観測して貰う。
それは奇跡よりも確実な約束で。
あたしの胸を熱くする。


【対立仮説のワンダーテイル】


FIN


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