阿万音鈴羽「あたしは正真正銘の奇策士鈴羽だよ!」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:06:48.92 ID:cnDEkRUYO
「時にバイト戦士よ」
「え? どうかしたの、岡部倫太郎」
ジョン・タイター。それがあたしの別名。
岡部倫太郎はそのジョン・タイターの大ファンらしく、毎晩色んなことを訊いてくる。
「いや、別に大したことではないのだが」
「なにさ改まって。余計に気になるじゃん」
ジョン・タイターとして岡部倫太郎と接する時は男の口調でメールをやり取りしているので、こうして会って話すと少しだけ照れる。
「では、単刀直入に言おう」
「うん。訊かせて」
じっとこちらを見つめるオカリンおじさんの真剣な眼差しにほっぺが熱くなる。だけどあたしは戦士だから、逃げずに立ち向かった。
「前々から思っていたが、声が可愛いな」
「ふえっ!? な、なにさいきなり!?」
「か、勘違いをするな! 他意はない!」
他意はないって余計に意識しちゃうじゃん。
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:08:24.45 ID:cnDEkRUYO
「それって、あたしの声が好きってこと?」
「うぐっ」
負けじと単刀直入に訊ねると彼は狼狽えて。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:11:26.92 ID:cnDEkRUYO
「なんかお嬢様みたいな口調だね」
「お嬢様というよりお姫様口調だな」
「あたしには似合わないと思うけど」
「そんなことはない!」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:14:19.15 ID:cnDEkRUYO
「てゆーかさ、岡部倫太郎」
「な、なんだ、バイト戦士よ」
「ちなみにこんなバージョンもあるけど?」
橋田至のコレクションから厳選した台詞だ。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:17:14.01 ID:cnDEkRUYO
「今の元ネタはもちろん知ってるよね?」
「ああ。ダルが修羅場に目覚めたからな」
「じゃあ、気にならない?」
「む? 何がだ?」
「あたしが今穿いてるか、穿いてないか」
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