阿万音鈴羽「あたしは正真正銘の奇策士鈴羽だよ!」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/13(日) 21:11:26.92 ID:cnDEkRUYO
「なんかお嬢様みたいな口調だね」
「お嬢様というよりお姫様口調だな」
「あたしには似合わないと思うけど」
「そんなことはない!」

肩を掴まれて迫られた。思わず目を逸らし。

「い、痛いよ……オカリンおじさん」
「あっ。す、すまない。って、おじさん?」
「あー……ごめん。気にしないで」

掴まれた肩が熱を持っていて恥ずかしい。

「ともかく! お姫様口調は悪くない!」
「本当にあたしに似合うと思ってる?」
「ああ! そもそもバイト戦士は戦士である前に女子なのだから、もっと女らしくしろ!」

戦士は戦士。女である前に戦士だ。だけど。

「そうだね……岡部倫太郎の前では頑張る」
「っ……!」

前向きに善処すると伝えると彼は赤面して。

「俺で良ければいつでも練習相手になるぞ」
「そう? じゃあ、早速。よろしいですか?」
「あ、ああ。その調子だ」
「左様ですか。お気に召しましたか?」
「本当に元ネタは知らないんだよな……?」

はて。確かに橋田至の円盤コレクションにノゲノラが含まれておりましたが、まさかあなた様がジブリール好きとは思いもしません。

「鳳凰院様はこういう女性がお好みで?」
「まあ……嫌いではない」
「そうですか。ではお付き合いしますか?」
「お、おお、お付き合い、だと……?」
「はい。女の子らしくしますので、是非」
「い、いい加減にしろ! 揶揄うな!!」
「あははは! 岡部倫太郎、顔真っ赤!」

それっぽく迫ると、良い雰囲気。楽しいな。


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