長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」(再・改)1(ネギま!×とある禁書)
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38:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2022/01/29(土) 02:10:51.82 ID:VLY7mJ0Y0

「ははっ、その程度の東洋魔術で私のノームにかなうと思ったかっ!」

「そやなぁ」

「!?」

ほぼ真横にニッと笑う小太郎の姿を見て、マリーベートは恐慌して横に走った。

「俺、こっちの方が得意やさかい」

「あ、あわわわわ…」

二人の間に突き上がる土柱を次々と叩き壊し蹴り砕き
ろくな障害も感じさせずに接近する小太郎を前にして、
マリーベートは確実に震えを自覚する。

「くっ!」

マリーベートはほぼ本能で、両腕を顔の前で組んでいた。
だが冗談ではない、そもそも、エレメントの使役のために肉体的な条件を削っている部分がある。
それであんなものを食らった日には。

「………あーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーー………」

「うっし!」

気が付いた時には、マリーベートは宙を舞っていた。
小太郎の手が下の方で空を切ったかと思うと、そちらから吹き上がった強風に吹き飛ばされていた、
一番妥当な所ではジェーンと同系列の術者と言う事になるのだが、
力ずくでやった、と言う仮説は考えたくない。
とにかく、とっさに土の柱を後方に突き上げ、その上に背中から着地する事に成功した。


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