長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」(再・改)1(ネギま!×とある禁書)
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23:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2022/01/27(木) 19:34:09.68 ID:Qu6pCdOS0

「あのー」

(だからと言って一人で)

「あのー」

(とは言え、こんな所であいつらに裏の顔を知られる訳にはいかない)

「あのー」

「なんだ、あ?」

「こちら、使うんですか?」

ちょっと驚きながら声の聞こえた横を見て、千雨は目をパチパチさせる。
そちらに現れたちょっと年上らしき少女の姿にほんの少し考えて、納得する。
さすがは科学の学園都市、実にハイスペックな案内用ホログラムだ。
それは、科学的な技術力だけではない。

(茶髪だが如何にもお洒落に興味ありませんなぼさぼさ気味のロング、
絶妙なバランスでちょっと頼りない仕草、
清楚な白い制服姿でありながら一点突破のインパクト。シンプルだが実によく分かってる)

「あー、うん、そうだな。えーと、あんた一緒に撮ってくれるとか?」

「いいんですか?」

「ああ、そうしてくれると助かる」

気が付いたら、千雨は自分でも意外な程に気さくに応じていた。
後腐れが無さそうだと言うのもあるが、千雨にして安心して応じる何かがあった。

「こ、これはっ」

かくして、更衣室の中に入った千雨は、改めて科学の学園都市の技術力に驚嘆する。


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